天体観測をする場所は大抵、街灯や照明のない場所に行ったりしますよね。更に良い条件を目指す場合は、月のない夜に観測を行うことになると思います。
真っ暗な場所に行くときは手元や足元を照らすのにライトを使いますが、白色の明るいライトを使うと夜の暗さに慣れた目を刺激してしまい、目眩ましの状態になってしまいます。
天体観測では、ライトの明るさで目を刺激しないように赤い光のライトを使います。
でも赤いライトはなかなか売ってなく、懐中電灯に赤いセロファンを使って覆ったり、LEDライトのLEDを赤色のものに変えたり... といった工夫をしています。
私は100均で買ったペン型のLEDライトの前面に、赤いフィルムを貼ったものを使っています。
天体観測用のLEDライト
そんな折、そろそろちゃんとした天体観測用のヘッドライト欲しいなーと思ってたところ、誕生日プレゼントとして、ビクセン「天体観測用LEDライト SG-L01」というものを頂いたのでご紹介します!
明るさを細かく調整できる
ビクセンは天体望遠鏡や双眼鏡を作っているメーカーで、天体観測に精通したメーカーが作るLEDライトってことで期待が高まりますね。
LEDの発光色は、赤色と電球色の2色が発光可能で、それぞれの明るさを無段階で調整できるところがすごいです。
赤ライト
スイッチを1回クリックすると赤色のライトが点灯する。
スイッチを長押しすると、赤色の一番暗い状態から始まって、だんだん明るくなる。
一番明るくなった状態から更に長押しを続けるとだんだん暗くなる。
電球色
OFFの状態からダブルクリックすると、電球色のライトが点灯する。
スイッチを長押しすると、電球色の一番暗い状態から、だんだん明るくなる。
一番明るくなった状態から更に長押しを続けるとだんだん暗くなる。
こんな感じで明るさを細かく調整できるのです。
防水性能
野外や夜使うものなので、雨や夜露に対する性能が気になるがところですが、そこのところも考慮されていて防水性能は「IPX4」相当らしいです。
IPX4相当なので、防塵性能は未検証であるが、防水性能は「あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない」程度の性能、ということらしいです。
汗や雨がかかる程度は大丈夫そうですね!
付属のストラップ
このLEDライトには2種類のストラップが付属していて、短いストラップと長いストラップを使って、いろいろな使い方ができるように配慮されています。
長いストラップ1つを使ってヘッドライト。
短いストラップを1つ使って手首や腕に装着。
長いストラップと短いストラップを連結して首からかける。
...などなどフレキシブルに対応できるようになっているみたいです。
まとめ
ビクセンが作った天体観測用LEDライトというだけあってなかなか良さげなLEDライトではないでしょうか。
まだ実践で使えてないので使い勝手については未知ですが、スイッチは1つしかないので、暗い中の手探りの操作でも迷ったりしないとは思います!
実際に使ってみて気が付いたことがあれば、また書きたいと思います!

ビクセン 望遠鏡アクセサリ 天体観測用ライトSG-L01 赤色LED 71091-1
- 出版社/メーカー: ビクセン
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