2016年3月から新放送サービスのi-dioのプレ放送が始まりました。
i-dio
i-dioは地上アナログテレビ放送が終了して空きになった周波数帯を利用する放送サービスで、ラジオや映像コンテンツを放送するデジタル放送サービスです。 正式サービスイン前のプレ放送が2016年3月1日から東京、大阪、福岡で開始されます。
i-dio Wi-Fi Tuner
今のところ放送を受信するには、「i-dio Wi-Fi Tuner」という機器を使うか、既に発売されているスマートフォン「i-dio Phone」が必要です。 「i-dio Wi-Fi Tuner」はチューナーで、受信した放送をWi-Fiに変換して専用のスマホアプリで受信できるようにしてくれるものです。 このチューナーはまだ発売されていないので、モニターに応募する必要があります。
2月に無料モニターに応募していたので、「i-dio Wi-Fi Tuner」は既に手元にあったのですが、iOS用の受信アプリがリリースされておらず部屋の隅に放置されたままになっていました。
3月からなのにi-dioもう届いた pic.twitter.com/dcYdW0LZBx
— きろのの (@kironono) February 9, 2016
プレ放送開始
プレ放送開始時刻の2016年3月1日 12:00になってもiOS用の受信アプリは公開されておらず、どうも間に合わなかった模様。
ですが、同日の夕方くらいになって公式TwitterでiOSアプリリリースのお知らせがツイートされました。
【おまたせしました】iOS版 i-doアプリ、リリースです!放送開始に間に合わず、大変申し訳ございませんでした。iOSの方はWi-Fiチューナーを「長押し」で起動し、接続時には、チューナー裏面のSSID/KEYを参照ください。https://t.co/pWmBcQmTrI
— i-dio PR (@idioPR) March 1, 2016
早速アプリをiPhoneにインストールして聞いてみました。
iPhoneをi-dio Wi-Fi Tunerに接続するには、i-dio Wi-Fi Tunerの電源ボタンを長押ししてAPモードで起動する必要がある点に注意。 Androidと接続するときは、電源ボタン単押しのダイレクト接続モード(アドホック接続?)にする必要がある。
アプリを起動すると、性別、生年、視聴地域等のユーザー情報を入力し、チャンネルのスキャンが開始する。
暫く待つとチャンネル選択画面になるので、選局すると番組を視聴できる。 デジタル放送だけあって音質は良いです。
今後、ハイレゾ級音質 (96kHz音源) での放送予定もあるらしい。
選局+データ放送のコンテンツ受信が行われるので、意外とまたされる印象。その間、画面が操作できないのでちょっと残念..ではあるけど、そこはアプリの作りの問題のような気がするので今後改善されていけば良いと思う。
放送波の入りやすさは場所によると思うけど、部屋の窓際でないと選局に失敗してしまう。 どうせWi-Fi接続なのでチューナー本体は電源に繋いで窓際に置いておいて、Wi-Fiの届く範囲でスマホで視聴する。という利用方法が良さそう。